作業の備忘録

2009/11/09

 

ウェブカメラの赤外線化について

赤外線のカメラが品薄で困っている.

PC用のウェブカメラを利用できればよいのだが,大抵はレンズ面に赤外線フィルタが
はさまれており,赤外光が見れないようになっているのである.赤外線フィルタが入っている
理由は,画質の向上ということだが,おそらく盗撮に利用されるのを防ぐためでもあろう.

なんとか赤外線フィルタを外せないものかと考え,現在,普及価格帯にある200Mピクセル級の
ウェブカメラをいくつか購入し,分解のしやすさ,赤外線フィルタの外しやすさを調べてみた.



左から
エレコム UCAM-DLG200HBK
バッファローコクヨサプライ BSW20K04GM
サンワサプライ CMS-010SV

早速分解してみる.
まずはエレコム.筐体のネジをはずせばすぐに基板にアクセスできる.
レンズ部分を回すと簡単にはずれる.フォーカスをあわせるのに使うものだ.



外したレンズ部分をひっくり返したのがこれ.



見る角度によって色がかわるのが,赤外線フィルターの特徴だ.これをなんとかして引っぺがしたい.いろいろと格闘していたが,結果としてフィルターが割れてしまった.レンズ本体に傷がつかなかったのは幸いした.



フィルターを外した状態では,リモコン光,赤外線LED光,ともに良好に観察できた.

結果:改造しやすい,赤外線もよく観察できる.フォーカス調整が難.



次,バッファローコクヨサプライ.
こちらもネジをはずせばすぐに基板が露出する.しかし,レンズが完全に固定されており,
レンズの加工は困難.ただのウェブカメラとして利用しよう.小さいのでHMD用にいいかもしれない.

結果:改造できない.赤外線化無理.フォーカスは固定.小さいので別の用途に活路を見出す.


最後,サンワサプライ.グッドデザイン賞受賞とのことで,立派なデザインをしている.
ネジを一箇所外して,プラスチックの留め具を4箇所緩めながら外す.こちらが外側の留め具.フォーカスリングがまわせるようになっている.



こちらが本体側.これでレンズにアクセスできる.


レンズを緩む側に回していくとやがて外れる.それがこれ.



内側に赤外線フィルターがついているのが見える.これを何とかしてはがしたい.
あれこれ格闘していたら外れてくれました.もとには戻せません.



フィルターを外した状態では,リモコン光,赤外線LED光,ともに見えるのだけれども,あまり明るく感じられない.まだ何か足りないのか?

結果:改造しやすい,赤外線の感度は良くない.フォーカス調整が簡単.

結論:エレコム UCAM-DLG200HBK は200Mpixのウェブカメラの中で赤外線化しやすく,かつ赤外線の観察に適している.ただし,赤外線フィルタを外すときには,微小な作業とこつが必要.

2009/11/01

 

淀川市民マラソン

ハーフマラソンを走ってきた.

受付は前日に済ませておいたので,ハーフスタート(10時)の直前に出向く.会場は枚方市駅から徒歩10分程度.

フルマラソンの参加者は9時スタートで,ハーフは少ないと思っていたら,男子だけで3000人ぐらいいるらしい.

15分前に荷物を預ける.ゼッケンの一部が荷物のタグになっていて,切り離して安全ピンで留める.荷物は自分で持っていくセルフ方式.

スタート位置は,自分のタイムに応じて異なる.プラカードが出ていて,1時間30分~2時間,2時間以上とあって,どちらにしようか悩んだが,2時間以上のほうに並んでおいた.

スタート直後はだんご状態.スタート地点までたどり着くのに3分もかかり,直後もしばらく歩いていた.もっと前に並んでおけばよかった.

コースは淀川を下流に向かって進み,鳥飼大橋を過ぎたあたりで折り返す.しばらくは晴れていて,汗がしたたり落ちるほど.タオルを持ってこなかったのが悔やまれた.途中,何箇所か給水があったが,飲むと汗が出るので控える.

折り返し地点あたりから曇り始める.天気予報では昼から雨のようなので,ゴールまでなんとか持って欲しいと思った.折り返し地点で55分だったので,前回の記録には届かない計算になる.ちょっとペースを上げる.

残り8キロの看板を5キロと読み違えて心理的ダメージを受けるが,行きと同じペースを維持するように走る.残り5キロぐらいから足が重くなる.息が切れているわけではないが,足を前に出すのがつらい.途中で飴玉を配っているちびっ子がいたので,飴玉をなめながら走る.この頃になると,残りnキロ表示が待ち遠しくなる.ゴールまで我慢である.

枚方大橋が見えてきて,沿道から励ましの応援をもらった.ゴールでは,ゼッケンのバーコードを読まれ,「ほんまや」という大阪市のペットボトル水とTシャツをもらった.完走証をもらってタイムを確認したところ,後半頑張った甲斐あって,枚方ハーフより若干よいネットタイムでゴールできていた.

荷物を受け取り着替えた後に,おにぎりと味噌煮込み汁のサービスを受ける.普通,走り終えた直後は食欲がわかないが,このときはとても空腹で,かつ美味だった.食べ終わった後に急に雨が降ってきたので,帰路についた.

淀川市民マラソンは,沿道のいたるところにボランティアが配置されており,行き届いた大会だと感じた.キロ表示が5キロおきにしかない(残り5キロ未満で1キロおき)のは少し残念.女子ランナーが多いのは驚かされた.

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