企業訪問では,一日に数社訪問することになるのだが,ほとんど相手の都合で予定が埋められていくので,空き時間ができて暇をもてあましたり,逆に空き時間がなくてタクシーで移動したりと,いろいろ振り回されてしまうのである.
昨日,企業訪問で4社まわることになっていたが,1時間半ほど空き時間が生じてしまった.まあしょうがないとあきらめつつ,インターネットカフェでも入って,報告書でも書こうかと思っていた.何を勘違いしたのか,「ネット完備」の文字に誘導され,個室ビデオに入ってしまった.今まで入ったことなかったので,詳細を以下に記す.
場所は川崎市某所.入ってすぐはレンタルビデオ屋かと思った.店員さんと客と,直接顔を合わさないように,首より上の位置に間仕切りがある.
当店は初めてですか,でそうだと言うと,男性店員が説明し始める.置いてあるDVDは数本借り放題でいつでも交換可能,音声はヘッドホンで聞くこと,椅子のタイプが何種類かあって,写真で選べること(正直どれでもよかったので1番),あとは滞在時間である.2時間頼んだところ1000円であった.
部屋の番号を指定され,ヘッドホンや各種グッズの入ったかごを渡される.このかごにDVDを入れて,部屋に入れということらしい.かごには,3点ほどグッズが入っていて,何だこれはと聞くと,これはサービスだという.部屋に入ってからわかったことだが,どうやらお楽しみなグッズらしい.
で,当然ながらDVDを借りず,部屋に向かう.廊下は大人一人がぎりぎりすれ違えるほどの幅(60cm)ぐらい.全部で20部屋ぐらい,カラオケボックスのようにならんでいる.トイレとシャワー室も自由に使える模様.
部屋は1畳ぐらいの大きさで,32インチ程度の大型液晶テレビとDELL製のPC,DVDプレーヤが前方に鎮座している.テレビの下に足をもぐりこませる格好だ.横の壁にはティッシュとウェットティッシュ,買い物袋のようなビニール袋が常備してある.フロントにつながる電話も備え付けてある.
椅子は合成皮革張りのリクライニング椅子,ファーストクラスのようなシートで,足置きまでついている.正直,綺麗とは思わなかったが,やむを得ずスーツで着席した.
PCは普通に使えるし,マウスやキーボードも普通だ.ただし綺麗とは思えない.ウェットティッシュで拭きまくってから使用した.PCにUSB端子がついていたので,ウイルスを心配しつつも,USBメモリを指して,普通に報告書を作成した.さすがにOfficeはインストールされていない.
のどが渇いたのでフロントに飲み物を頼もうとしたが,そういうサービスはないようだ.仕方がないので,部屋を出て,店舗内の自販機で飲みものを購入する.フロントに頼むと持ってきてくれるのは,カップめん(1個200円)とお楽しみなグッズだ.電話の横に,1個200円から3000円のグッズ表が並んでいて,かごの中のグッズの用途と値段がわかった.
結局,訪問分の報告書をテキストで作成し,ニュースをチェックして1時間20分ほどで退出した.さすがに個人情報を打ち込んでのメールチェックは怖いのでしていない.ヘッドホンも一度も使わなかった.
以下,所感である.
集中したい場合,こういう個室は便利だ.ネットも使い放題なので,環境としては悪くない.喫茶店でむりやりコーヒーを頼んで時間をつぶすぐらいなら(訪問先でも飲み物が出るので),こういう選択も悪くないだろう.
問題は,あまりクリーンではないということである.おそらく綺麗に掃除してあるものと思われるが,精神衛生上よろしくない.大切な訪問先に行く前に,立ち寄るところではないだろう.気も滅入る.
したがって,こういう環境に耐性があり,閉所でも長時間大丈夫,むしろ一人で集中できる,というような人には向いている.
なお,入店したのが11時過ぎという微妙な時間帯であったが,使用中の部屋が数部屋あったのは驚きだ.
残念ながら今年は当たってしまった.どこの大学,どんな偉い先生にもまわってくるのでやむを得ないが,3年周期というのはちょっと多すぎると思う.最近は監督説明会なるものがあり,出席が義務付けられているから余計に困る.
先週の土曜日に出席してきたが,普通の試験と比べて大きく異なる点は次のとおり.
1.リスニングの試験
静穏な環境を提供するため,リスニング試験開始後は受験生と筆談でやりとりする.
機材の不具合などの不測の事態に備え,再開テスト(再試験)という措置がある.文字通り,回答の続きができるというもの.
不測の事態に対処する方法は,監督要領とは別の冊子に記載されている.
2.解答用紙の交換
受験生が解答用紙の交換を求めてきた場合,経過時間によって対応が異なる.
3.携帯電話
アラームや携帯電話が鳴った場合,その音源となる荷物を強制的に外に出すことができる.
4時間もかけて説明するぐらいだから,試験自体の複雑さは想像できよう.
ひらかたハーフマラソンに3870人 : 大阪 : 地域 : YOMIURI ONLINE
標記大会に参加してきた.
参加メモ・河川敷の駐車場はすぐに満車となる.枚方市駅からバスで行くのがいい.
・更衣所という名のテントがある.とても小さい.混雑する.レース前は上着を脱ぐだけにするなど,着替えるのを最小限にするのがよい.なお,レース後はそれほど混雑しない(ゴールに時間差があるため).
・荷物一時預かりがある.しかし,引き取り時に時間がかかる.汗をかいているにも関わらず,だいぶ待たされ,体が冷え切ってしまった.目立つカバンを持参し,「あの○○のカバン」といえるようにしておきたい.
・ゼッケンは安全ピンで固定する.寒くて指先がうまく動かないので,携帯用カイロが欲しいところ.
・コースが狭いため,スタート直後はジョギング並みのスピードで進行.ウォーミングアップには丁度よい.
・3キロほど淀川の下流に向かって折り返し,スタート地点を通り過ぎ,樟葉駅前まで上流に向かって再び折り返す.樟葉ゴルフ場の手前にあるヘアピンカーブ付近が少し坂道になっているが,あとはずっと平坦.
・折り返し地点をすぎたあたりから,ランナーがまばらになる.
・スタート地点付近は,石畳のような道になっていて,足が地面にとられて走りにくい.道の端を走るべき.ゴール直前は足がうまく動かないので,特に気をつける.
・11キロ,17キロ地点で給水所がある.水とスポーツ飲料が紙コップで提供される.立ち止まって飲む人や,走りながら飲む人などさまざま.
・当日は,西~南西の風が強かった.初めの3キロ,帰りのヘアピンカーブ,ゴール直前は完全に向かい風で苦しかった.
・ゴール後,ゼッケンについているタグを返却して完走証を受け取る.缶入りのスポーツ飲料をもらって終了.
疲れたけれども,久しぶりにワクワク感を味わえた.