作業の備忘録

2007/12/27

 

地酒

年末に来客があるので,地酒を購入することになった.元来,お歳暮関連で地酒を探索しているが,今回は日本酒好きの友人なので,地酒を探索する.
枚方市内の地酒は,現在,穂谷の重村酒造醸だけしか残っていない.これは,4年前にずいぶん調べた.私がこちらに移り住んだ以前には,市内に津田酒造,小北酒造と重村酒造という3件の造り酒屋が残っていたらしい.現在は津田酒造と小北酒造が廃業しているようである.
ちなみに,味が???と評判の「菊人形」を作っていたのは小北酒造である.正式には須賀天杯菊人形と言うらしい.私は残念ながら飲んだことがない.Wikiによると,

田丸浩史の『アルプス伝説』作中にて、「日本一水のまずい大阪のさらに大阪一水のまずいH市の地酒○○○」と記述されたものの正体である。

らしい.しかし,ウェブをいろいろ巡回したが,このターゲットのお酒と,枚方市に現存する重村酒造醸の酒とを混同しているサイトがたくさんあるようである.重村酒造醸にとっては痛恨の極みである.重村酒造醸の主力商品は「淀菊」「穂谷」「富士霞」であるが,「菊人形」と「淀菊」を混同されて,まずい酒の代名詞になっている.これは,重村酒造醸にとって,いくらなんでも気の毒であろう.

で,その重村酒造醸に出向き,酒を買ってきた.酒造の店舗に現れたおじさんは,4年前同様,人のよさそうな普通のおじさんである.

写真は今回購入したにごり酒である.900mlで1020円,酒造醸の限定500本販売である.




これは酒造のある地名「穂谷」からとったものらしい.穂谷は私の自宅から車で30分ほどである.穂谷には関西外語大学がある.



にごり酒である.


栓には通気穴が開いてあり,注意書きのとおり,運ぶときでも倒してはならない.

ちなみに,私はにごり酒を飲んだことがないのでわからないが,香りはとてもよい.味もよいと思う.普通の酒と異なり,コクがある.毎年,この時期のみ限定販売される.

購入してすぐに1日で半分以上700ml近く飲んだわけだから,相当おいしかったのだろう.翌日には頭が痛くなったが,これは体質によるものだ.評価用の酒として,純米吟醸酒「淀菊」1800ml2350円,純米吟醸酒「穂谷」1800ml2390円もストックしておいた.


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